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共同通信
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【コーンウォール共同】英南西部コーンウォールで開催中の先進7カ国首脳会議(G7サミット)が閉幕後発表する首脳声明に、「台湾海峡」の平和と安定の重要性が明記されることが分かった。外交筋が13日明らかにした。サミットは13日に3日間の討議を終え、閉幕する。民主主義の価値観に基づいた途上国のインフラ整備や新型コロナウイルス対策で連携を確認。覇権拡大を狙う専制主義の中国に対し、どこまで一致した姿勢を声明に盛り込めるかが焦点。
日本外務省などによると、G7首脳声明で台湾情勢に言及されるのは初めて。声明には東京五輪・パラリンピックへの支持も明記される見通し。