Ｊ＆Ｊワクチン、新規出荷停止
備蓄分の消費期限、差し迫りで
米国政府は、ジョンソン＆ジョンソン（J&J）社の新型コロナウイルスワクチンが期限切れに直面しているため、新規出荷を一時停止したと発表した。ウォール・ストリート・ジャーナルが10日、報じた。
米国疾病管理予防センターは「１回投与の注射を州に提供するのを止めているが、一時的なものだ」と指摘。政府は、出荷停止理由を明らかにしていないが、長期間備蓄していたJ＆J社のワクチンの消費期限が差し迫っていたためとみられる。
米食品医薬品局は、国内でJ＆J社の未使用ワクチンが増加傾向であることを踏まえ、使用期限をこれまでの３か月から４か月半に延長した。
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