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共同通信
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みずほフィナンシャルグループ(FG)は15日、みずほ銀行のシステム障害の責任を明確にするため、坂井辰史社長の役員報酬を6カ月間、50%減額すると発表した。みずほ銀行の藤原弘治頭取ら10人の役員報酬も減額する。坂井氏は午後5時から東京都内で記者会見を開き詳細を説明する。
これに先立ちみずほFGは同日、問題の原因と背景を調べた第三者委員会の報告書を公表した。第三者委は、システム障害は運用する人為的側面に要因があり、根底には有事に積極的に声を上げることをためらいがちな企業風土があると分析した。
システム障害は2月末から3月中旬にかけ4度発生した。