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共同通信
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気象庁は豪雨災害の一因とされる線状降水帯の形成を確認した際に速報する「顕著な大雨に関する気象情報」の運用を17日午後1時から始める。大雨・洪水警戒レベル(5段階)でレベル4以上に相当する情報で、土砂災害や洪水に警戒を呼び掛ける。
新たな情報は、都道府県の地方ごとに気象レーダーなどによる解析雨量が一定の基準を超え、降水域帯(雨雲の分布)の形が「線状」になった場合などに発表。「非常に激しい雨が同じ場所で降り続いている」と状況を解説し、災害から身を守るよう呼び掛ける。
速報から3時間後も降水帯が衰えていなかったり、新たに形成されたりした場合は再発表する。