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共同通信
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コロナ対策の持続化給付金をだまし取ったとして、大阪国税局OBの元税理士山本愉章被告(43)=詐欺罪で公判中=らが逮捕された事件で、大阪府警は17日、これまでに46件計4600万円の詐欺容疑で追送検し、捜査を終結したと発表した。
税理士時代の顧客や山本被告の事務所に勤めていた元従業員ら20~70代の男女34人についても、名義を貸して不正受給したとして、詐欺容疑で17日までに書類送検した。府警は山本被告と34人の認否を明らかにしていない。
東淀川署によると、山本被告が34人に話を持ち掛けるなどして不正受給に関与。給付金の約10%を報酬として得たとみられる。