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共同通信
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自民党の小此木八郎国家公安委員長(55)=衆院神奈川3区=は任期満了に伴う横浜市長選(8月22日投開票)に立候補する方向で調整に入った。現職閣僚による異例のくら替えとなる。
横浜市はカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を進めており、賛否が争点になるとみられている。関係者によると、小此木氏は市長選で反対を掲げる意向を周辺に伝えている。小此木氏がこの立場を鮮明にすれば、菅義偉首相=衆院神奈川2区=が推進するIR事業を菅氏の地元で進められない事態となる。
自民の候補者調整は難航していたが、党県連会長を務める小此木氏の待望論が強まったという。