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共同通信
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【ワシントン共同】米国のサキ大統領報道官は21日の記者会見で、イラン大統領選で当選した反米保守強硬派のライシ司法府代表に対し「人権侵害の責任を追及していく」と述べた。トランプ前米政権は2019年に反体制派弾圧を理由にライシ師に独自の制裁を科しており、バイデン政権はこの制裁を維持し、人権面での圧力を強めるとみられる。
米政府は最高指導者ハメネイ師の後継候補とも目されるライシ師の大統領就任で、イランの人権状況がさらに悪化することを警戒している。サキ氏は「イラン政府には政治犯を釈放し、人権や根源的な自由を尊重するよう強く促す」と語った。