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共同通信
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【ワシントン共同】米商務省が23日発表した2021年1~3月期の外国とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の赤字額(季節調整済み)は1957億3900万ドル(約21兆6800億円)と前期より11.8%増えた。四半期の赤字額として07年1~3月期以来、14年ぶりの高水準となった。
政府による新型コロナウイルス追加経済対策などを背景に、コロナ禍からの経済活動再開が進んだのが要因。輸入が増えたことで、モノの赤字額が前期から拡大した。
経常赤字の国内総生産(GDP)に占める比率は3.6%となり、前期の3.3%から上昇した。