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予備選結果判明は7月第3週か
順位付投票制度導入でずれ込み
22日のニューヨーク市長選民主党予備選挙の結果判明が、7月の第3週にずれ込むとの見方が浮上している。不在者投票をすべて確定するのに時間がかかるほか、今回導入した順位付投票制度(RCV)も影響するためだ。21日、ニューヨークタイムズが報じた。
不在者投票の期限は投票日の1週間後。13人が立候補しており、RCVの1回目で50%を超す票数を獲得する候補者が出るのは考えにくい。市選管は、初回集計の結果を6月29日に発表。その後は1週間に1度、最新情報を提供する。7月6日の週には不在者投票を加味し、12日の週には全ての票数が確定する見込みだ。
RCVの先駆けとなるカリフォルニア州サンフランシスコ市の例をみると、初回集計で優勢な候補者が当選する傾向がある。ただ、2位の候補者が逆転当選した同州オークランド市のケースもある。
選挙当日の投票率にも注目が集まる。市内の民主党支持者は320万人。接戦だった2013年の市長選では70万人が投票した。投票率が高くなれば、浮動票を見込む企業家のアンドリュー・ヤン氏が有利で、低い場合は、組合や党幹部の支援で組織票をつかむブルックリン区のエリック・アダムス区長に軍配が上がる可能性が高い。
22日には共和党の予備選挙も実施。勝者同士が11月2日の本選挙で対決する。
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