アマゾン配送ミスで150箱
マスクキット、近所の小児病院に寄付
ニューヨーク州でDIYスタジオを経営するジリアン・カンナンさんの自宅に、アマゾンの配送ミスで、マスクブラケットが入ったダンボール150箱が到着した。ラベルの住所はカンナンさんの自宅だったが宛名が違っていた。カンナンさんは、最初は詐欺を疑ったが、最終的にアマゾンが正しい受取先を割り出したという。CNNが21日、伝えた。
箱が最初に届いたのは6月5日。カンナンさんは「ビジネスパートナーが注文した」と思い、ビジネスパートナーに確認すると「注文していない」とのこと。
アマゾンに連絡したところ、荷物はそのままにして誤配のラベルを貼るようにと指示された。その後も次から次へと箱が届き、友人から「家が大変なことになっている。箱が山積みになっていてドアが見えないほど」と連絡を受けたこともあった。配送トラックが来て、パレットごと車寄せに置いていったこともあったという。
その後、カンナンさんとビジネスパートナーは、ブラケットをマスクキットにして近所の小児病院に寄付することを思いつき、アマゾンを説得。他に協力を申し出る企業もあり、今週中にはマスクキットを寄付できる予定だ。
「皆の助け合いたいという気持ちが清々しい。最初はどうなることかと思ったが、終わりよければ全て良し」とカンナンさんは微笑んだ。
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