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会計検査官、ランダース氏優勢
ジョンソン市議会議長をリード

大々的な争いとなったニューヨーク市長選民主党予備選の陰に隠れる形で行われたニューヨーク市会計監査官ポストを巡っては、ブルックリン区議のブラッド・ランダー氏が市議会議長のコリー・ジョンソン氏を初回投票でリードしている。ニューヨークタイムズが24日、報じた。
ニューヨーク市の三大ポストは市長、市政監査官、会計監査官だ。市長の不在時には、市政監査官、会計監査官の順で職務を引き継ぐ。22日の1回目の投票では、ランダー氏はジョンソン氏を9ポイント近くリードした。元CNBCキャスターのミシェル・カルソ・カブレラ氏は、ジョンソン氏からさらに9ポイントの差をつけられ、3位にとどまった。他の7人の候補者の得票率は一桁台に終わっている。
今回トップに立ったランダー氏は、オカシオ・コルテス州下院議員らからの支持を集めており、選挙戦を優位に進めている。ジョンソン氏は、スタテン島とブロンクス区で先行した一方、ランダー氏はマンハッタン、クイーンズ、ブルックリンの各区で優勢だ。
会計監査官は、過去最高となる990億ドルの予算を監督する。新型コロナウイルスの感染拡大で、少なくとも140億ドルの連邦政府援助が必要となる一方、62万人を対象とする2千500億ドルの年金基金を担うことにもなる。
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