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共同通信
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大阪市で開催予定だった「表現の不自由展かんさい」の利用許可を大阪府立労働センター「エル・おおさか」側が取り消した問題で、主催する実行委員会が不服として、会場使用を求め、週内にも法的措置を取ることが28日、分かった。実行委は「執行停止を大阪地裁に申し立てると同時に、処分の取り消しを求めて提訴する」と説明。予定通りの7月16~18日の開催を目指す。
センター側によると6月中旬に開催が公表されて以降、センターに「中止すべきだ」といった抗議の電話やメールが相次いだ。玄関前での大音量の抗議活動もあり利用者らの安全が確保できないとして25日付で利用許可を取り消した。