今夏の阿波おどり、屋内で実施へ

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共同通信

 徳島市などでつくる「阿波おどりネットワーク会議」は29日、今夏の阿波おどりを屋内ホールで行う方針を明らかにした。新型コロナ対策として、踊り手や観覧客は徳島県在住者に限定。観覧客は1公演につき400人を上限とする方向で調整している。

 400年以上の歴史を持つ阿波おどりは昨夏、戦後初めて4日間全てが中止となった。内藤佐和子市長は4月の記者会見で、今年は市の主催で8月12~15日、規模を縮小して実施すると表明していた。

 阿波おどりは例年、桟敷席がある有料の観覧場所を屋外4カ所に設けるが、人の流れの増加につながる恐れがあり、設置を断念した。