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市長選民主党予備選挙の結果更新へ
不在者投票分は含まれず
ニューヨーク市選挙管理委員会は市長選の予備選挙で、順位付投票制度(RCV)に基づく票の配分作業を開始。29日午後、第一回目の配分に基づく開票結果を発表する。同日、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
今回の選挙で初めて導入されたRCV。最下位の候補者の票を2位に指名した候補者に加算する。この作業を繰り返し、残った2人の候補者のうち、得票数の多い方を当選者とする。気になるのは13万票を超える不在者投票だ。州法では投票日の消印があれば有効とされており、開票はこれから。29日の更新結果にも反映されない。
これまでの開票結果では、ブルックリン区のエリック・アダムス区長が1位指名票全体の31%超、約80万票を獲得してリードしている。デブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏が22%、キャサリン・ガルシア元清掃局長が19%で続く。両氏とも、アダムス氏との差は10万票足らず。ガルシア氏陣営は不在者投票がマンハッタン区やクイーンズ区といった支持率の高い地盤に偏っていることを理由に差が大きく縮まると期待している。
3氏とも、今回の結果更新で「情勢がはっきりしてくる」と考えている。ただし、当選者の確定は7月12日まで待たなければならないようだ。なお、開票の最新結果は選挙管理委員会のウェブサイトで確認ができる。
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