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共同通信
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【香港共同】廃刊した蘋果日報(リンゴ日報)の親会社であるメディアグループ「壱伝媒(ネクスト・デジタル)」は30日、社員に対し、7月1日からの事業運営停止を決めたと通知した。香港メディアが報じた。
報道によると、壱伝媒は通知で、傘下の蘋果日報など3社の資産凍結はまだ解除されておらず、社員らの給料支払いなどの問題については法律顧問が解決を図っていると表明した。
3社の資産については、警察が17日、香港国家安全維持法(国安法)に基づき、計1800万香港ドル(約2億6千万円)を凍結した。このため蘋果日報が廃刊に追い込まれるなど、壱伝媒は主要な事業を失っていた。