五輪合宿、感染発生で活動停止も

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共同通信
ホストタウンの大阪府泉佐野市に到着し、記念写真に納まる東京五輪のウガンダ選手団=6月20日

 政府は30日、東京五輪・パラリンピックのホストタウンの自治体に対し、新型コロナウイルス対策の指針の改定版を提示し、空港検疫で選手団に陽性者が出た場合、直ちに濃厚接触候補者を特定して別のバスで移動させるなどの強化策を盛り込んだ。合宿地で感染者が出た場合は、検査での陰性や濃厚接触者でないことが分かるまで選手らの個室待機を求め、原則として活動停止とする。

 五輪に向けた事前合宿で来日したウガンダ選手団に感染者が出て、濃厚接触者の判定を巡って混乱したことを受けた措置。

 選手のコンディション維持の観点から、隔離状態が維持できる場合は個人練習を認める。