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共同通信
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【ワシントン共同】米下院は30日、トランプ前大統領(共和党)の支持者らによる1月6日の議会襲撃について調査する特別委員会を下院に設置する決議案を民主党などの賛成多数で採択した。当初は超党派の独立した調査委員会設置を目指したが、共和党が上院での審議入りを阻止したため、民主党多数の下院に特別委を置いて調査する。
共和党の一部議員は襲撃に加わったトランプ支持者らが平和的に議会を訪れた「観光客」だったと主張するなど、実態を矮小化する動きを強めている。トランプ氏の関与や、当局がなぜ事前の関連情報を見逃したのかなど、不明な点をどこまで究明できるかが焦点となる。