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共同通信
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【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は6月30日、LGBTQなど性的少数者らの多様な性自認に対応するため、パスポート(旅券)の性別欄に男性と女性以外の選択肢を創設する手続きを開始したと発表した。男女のどちらでもない「中立の性別(ノンバイナリー)」や、身体的特徴から男女の区別が難しい「インターセックス」などの項目を新たに設ける。
「システムの更新に時間がかかる」として、項目を追加する時期は明示していない。
ブリンケン氏は声明で「全ての人々の自由と尊厳、平等を推進するために取り組む」と強調。性的少数者の権利擁護を進めるバイデン政権の姿勢をアピールした。