ブリトニーさんの申し立てを却下
成年後見人から父親外すよう要求
ロサンゼルス郡上級裁判所は6月30日、歌手ブリトニー・スピアーズが成年後見人制度から自らの父親を外すよう求めた申し立てを却下した。ブリトニーさんの父親ジェイミー・スピアーズさんは娘の6千万ドルに上る資産を管理しており、その役割から解任するよう求めていたが、裁判所はブリトニーさんの管理能力が十分に証明されていないことなどを理由に申し立てを却下した。CNNなど各メディアが報じた。
父親は2008年、ブリトニーさんの精神状態や薬物乱用の可能性を懸念し、娘の資産と生活を管理するための申請を司法当局に申し出た。司法当局はこれを認め、以後ブリトニーさんは成年後見人制度の下、父親の管理下にある。
ブリトニーさんは先週、オンラインで審理に出廷。これまで13年にわたり、父親が自らの生活などを監督してきたことを「虐待だと心から信じている」と主張した。さらに、望んでいた結婚や妊娠に対しても、父親から避妊を強制されたことなどを証言。「私は自分の人生を取り戻したい。もう13年も経っており、十分だ」とも述べた。
スターの告白は全米に衝撃を与えたものの、裁判所はそれから1週間で判断を下した形だ。ブリトニーさんは昨年11月にも同様の要求を申し立てていたが、裁判所は棄却。父親のジェイミーさんに加え、資産管理会社のベッセマー・トラストが共同で後見人となることを認めていた。
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