MTAが地下鉄新車両をお披露目
大きなドアで駅での待ち時間短縮
ニューヨーク州都市交通局(MTA)は1日、技術的問題およびパンデミックの影響により生産が遅れていた、川崎重工製の新しい地下鉄車両、R211を公表した。abc7ニュースが同日、報じた。
R211のドアは、現在の車両R46より約8インチ(約20センチ)大きい58インチであるため、駅での待ち時間が20~30%短縮され、遅延が減少するという。運行状況などのリアルタイム情報を提供するデジタル表示やLED照明を採用。信号に使用される通信ベースの列車制御CBTCが装備されている。
MTAは、R211を533台注文済みで、来週から始まる1年にわたる車両検査の結果が良ければ、更に1600台以上を注文可能。順調に進めば、新車両の納車は2022年に始まり、24年に完了の予定。
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