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共同通信
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新型コロナウイルス感染症治療に絡み、海外の製薬大手2社が口から飲む新薬候補の最終段階の臨床試験(治験)を日本で始めたことが5日、分かった。コロナの特効薬がない中、症状が出始めた段階で自宅でも服用して重症化を防ぐ経口薬として実用化を目指している。
いずれもウイルスの増殖を防ぐ抗ウイルス薬で、米メルクが開発中の「モルヌピラビル」とスイスのロシュが手掛ける「AT―527」。国内外の大人数の患者を対象とした国際共同治験として行われている。
メルク子会社のMSDによると、今年9~10月には最終的なデータが得られる見込み。
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