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共同通信
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【ニューヨーク共同】米南部フロリダ州サーフサイドのマンション崩落で、地元当局は4日夜、倒壊を免れた残存部分に爆発物を仕掛けて爆破し、解体した。ハリケーン「エルサ」から変わった熱帯低気圧が接近しており、暴風雨の影響による倒壊の恐れが高まっていた。
地元当局によると、これまでに24人の死亡が確認され、121人の安否が分かっていない。当局は解体後、安全を確認し、捜索活動を再開する方針。
サーフサイド市のバーケット市長は4日放映のCBSテレビの番組で「捜索中止について話している者は誰もいない」と述べ、当面は捜索活動を続ける方針を強調した。