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共同通信
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ツイッターの投稿で名誉を傷つけられたとして、性暴力被害を公表したジャーナリスト伊藤詩織さん(32)が大沢昇平元東大特任准教授に110万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁(藤沢裕介裁判長)は6日、33万円の支払いと投稿の削除を命じた。
判決によると、大沢氏は昨年6月、「伊藤詩織って偽名じゃねーか!」などと投稿し、伊藤さんと同姓同名の通称を使う外国人が破産開始決定を受けたとする官報の画像を添付した。「#性行為強要」とのハッシュタグ(検索目印)も付けた。
伊藤さんは判決後に東京都内で記者会見し「こちらの主張をすべて認めていただけた」と話した。