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共同通信
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【テヘラン共同】首都テヘランなど主要都市で日中の最高気温が40度を超える真夏のイランで、電力不足による停電が各地で頻発し、市民生活に深刻な影響が出始めている。停電に抗議する動きもあり、国営テレビによると、ロウハニ大統領は演説で国民に対して異例の謝罪を行った。
イランでは本格的な夏に入り、冷房などで電力消費量が上昇。テヘランでは、2~3時間の停電が1日で2、3回起きている。
ロウハニ師は演説で「困難と痛みに直面している国民に謝罪する」と発言。同師は、新たな仮想通貨を生み出す「マイニング(採掘)」の業者が、大量に電力を消費したことも原因の一つだと主張した。