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共同通信
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米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古の埋め立て海域に生息するサンゴを巡り、農相が移植を許可するよう指示したのは違法だとして、沖縄県が取り消しを求めた訴訟の判決で、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は6日、県の上告を棄却した。県の敗訴とした福岡高裁那覇支部判決が確定した。
判決によると、防衛省沖縄防衛局は2019年、小型サンゴ類の移植の採捕許可を県に申請。県が一定期間を経過しても判断しなかったため、農相は20年2月、県に是正を指示した。
県は国地方係争処理委員会に申し立てたが「違法ではない」と退けられたため提訴。高裁那覇支部は今年2月、県の請求を棄却した。
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