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共同通信
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【ワシントン、モスクワ共同】バイデン米大統領は9日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、ロシア国内からの米国に対するサイバー攻撃を食い止めるように改めて対処を要求した。重要インフラや国民を守るために米国は「必要な行動」を取ると警告した。プーチン氏は協力の意向を示した上で「政治問題化させてはならない」と主張した。ホワイトハウスとロシア大統領府がそれぞれ発表した。
バイデン氏は電話会談で、ロシア国内を拠点とする犯罪集団がコンピューターウイルスの一種、ランサムウエアを使い金銭を要求するサイバー攻撃を行っており、被害は世界各地に広がっていると指摘した。