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共同通信
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【ロンドン共同】英国のジャビド保健相は12日、新型コロナウイルスの感染対策を巡り、首都ロンドンを含む南部イングランドでの行動規制を19日に原則撤廃すると下院で表明した。
英国ではワクチン接種が進む一方、感染力の強いインド由来のデルタ株が猛威を振るっており、感染が再拡大する中での規制撤廃を懸念する声が出ている。
ジョンソン首相は5日、段階的に進めてきたロックダウン(都市封鎖)の解除方針を説明。ワクチンの効果で重症者や死者数は一定程度抑えられていることなどから、19日にも規制を原則撤廃し、「ウイルスとの共生」を通じて経済の再活性化を目指す考えを表明していた。