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共同通信
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約半年の宇宙滞在を終え、日本に帰国した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一飛行士(56)が13日、東京都内で共同通信のインタビューに応じ、米宇宙旅行会社ヴァージンギャラクティックが11日(現地時間)に有人飛行試験を成功させたことで、宇宙観光ビジネスが「一気に加速すると思う」と期待を寄せた。
野口さんは「価格破壊のような変化がもうすぐ起こるのではないか」と述べ、数千万円かかる宇宙観光旅行の費用が下がり、一般客にも手が届くようになると指摘。「1日でオーロラとカリブ海のサンゴ礁と、ヒマラヤ山脈を見ることができるのは宇宙旅行しかない」と夢を語った。