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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領とドイツのメルケル首相は15日、ホワイトハウスで会談した。専制主義と位置付ける中国やロシアをにらみ、民主主義陣営の連携強化に向けて協議。トランプ前大統領時代に揺れ動いた米欧同盟の立て直しを目指す。
メルケル氏は今秋退任予定で、在任中最後の米首都訪問になる見通し。米政府によると、両首脳は会談後に米独関係強化の道筋を示す「ワシントン宣言」を発表する。
バイデン氏は会談前、記者団に対し、両国間の「永続的な友情」について意見交換すると強調。メルケル氏は「関係深化」に意欲を示した。