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共同通信
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新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で開催される東京五輪は16日で開幕まで1週間となった。東京都の新規感染者は2日連続の千人台となり、15日は1308人に増加した。感染拡大で緊迫が高まる中で、大半の競技会場が「無観客」となる事態。祝祭感も漂わず、開幕に向けた異例のカウントダウンが進む。
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は東京都の小池百合子知事と会談し、感染対策などで連携を確認した。16日には被爆地の広島市を訪問し、スポーツを通じた平和への取り組みを世界に発信。開催反対論もある中、コロナ禍で五輪の意義を訴える。