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NY市、建物の環境格付けシステム
「誤解を招く」とビル所有者が批判


ニューヨーク市で新たに導入された環境格付けシステムが、建物の所有者から批判を浴びている。ポリティクスNYが13日、報じた。
同システムは、エネルギーや水の消費量などに応じ、市の建物をAからFまでのグレードで評価する。2019年4月に市議会により可決された気候変動法案によって定められたもので、2万5000平方フィート(約2323平方メートル)を超える建物がその対象。ビルのエネルギー効率を可視化し、環境保全に根ざした改築と改良の促進が目的。
しかし、ビルの所有者は「同方法論は、スペースを使用している人の数や建物のエネルギー消費の効率を考慮せず、エネルギー使用量の少ない建物を高評価しており、建物の真の持続可能性と環境対策基盤を反映していない」と批判している。この件について、市の担当者はビル所有者からの問い合わせに回答していない。
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