バッハ会長が被爆地広島を訪問

07/16/2021

　東京五輪の開幕まで1週間となった16日、国際オリンピック委員会（IOC）のバッハ会長が被爆地の広島市を訪問し、平和記念公園の原爆慰霊碑に献花した。大会組織委員会の橋本聖子会長とともに、被爆者の梶矢文昭さん（82）と対話する。

　国連で採択された「五輪休戦決議」の期間が始まる日に合わせ、被爆地からスポーツを通じた平和への取り組みを世界に発信。新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で五輪開催の意義を訴える。

　湯崎英彦県知事、小池信之副市長らがバッハ氏を出迎え、公園内の一部地域や視察先の原爆資料館は立ち入りが制限される。

　IOCのコーツ調整委員長は長崎市を訪れる。