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共同通信
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【ベルリン共同】ドイツのメルケル首相は15日、50人以上が死亡した同国西部ラインラント・プファルツ州などの洪水被害について、悲劇的な出来事が起き「衝撃を受けている」と述べた。訪問先の米国で語った。被災地の人々に思いを寄せているとも訴え、人命救助に全力を挙げると約束した。
同州のほか、隣接するノルトライン・ウェストファーレン州では集中豪雨で河川が氾濫し、川沿いの町が大きな被害を受けた。メルケル氏は「(普段は)平和な場所が大惨事に見舞われている」と強調し「これは悲劇だ」と語った。
救助活動に当たる消防隊員や警察官、軍兵士らにも「心から感謝したい」と述べた。