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共同通信
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日本と米国、韓国の3カ国は21日、外務次官協議を東京都内で開催した。米国務省によると、3者は台湾海峡の平和と安定を維持することの重要性を強調。沖縄県・尖閣諸島を念頭に、東シナ海の現状を変更するいかなる一方的な試みにも反対する考えで一致した。バイデン米政権が「専制主義」と位置付ける中国の行動をにらみ、3カ国の連携を確認した形だ。
森健良外務事務次官、米国のシャーマン国務副長官、韓国の崔鍾建外務第1次官が出席した。シャーマン氏は協議後の共同記者会見で「国際的なルールに基づいた秩序を傷つける行動があれば、共同で対抗していくと確認した」と強調した。