RELATED POST
医療関係者の3分の1、ワクチン未接種
「自ら範を示すべきだ」の声も
ニューヨーク州保健局の集計によると、ニューヨーク市内の医療関係者の約3分の1がコロナワクチン未接種であることが判明した。 18日、ニューヨークポストが報じた。
医療関係者のワクチン接種率はブロンクス区で61%。ブルックリン区は62%、スタテン島では64%となっている。クイーンズ区でも67%。マンハッタン区では76%だ。市内11カ所で病院を運営するNYCヘルス・アンド・ホスピタルズでは60%。医療関係者にワクチン接種を義務付ける法律はなく、ニューヨーク・プレスビテリアン病院を除いて医療機関も強制していない。ワクチン接種を拒否する医療関係者が多数存在するという実態が浮き彫りになっている。
州下院保健委員会のリチャード・ゴットフリート委員長(民主、マンハッタン区選出)は「残念だ。自分だけでなく患者を守り、医療機関を安全に運営するため、自ら範を示してほしい」と訴える。
保健局の報道官も「当初から医療関係者を最優先に扱ってきた。全てのニューヨーカーはできるだけ早く、ワクチン接種を受けてほしい」と呼びかける。病院の業界団体、グレーター・ニューヨーク・ホスピタル・アソシエーションのケネス・ラスケ会長も「プレスビタリアンを見習って、全ての病院で強制することも視野に入れている」と話している。
→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
ビリー・ジョエルとロッド・スチュアート 一夜限りの豪華すぎる共演、17日からチケット発売