コロナワクチン有効率は99%超
「数字が物語る、未接種者のパンデミック」
ニュージャージー州のマーフィー知事は19日、コロナワクチンの有効率が99%を超えるとする分析結果を発表した。 同日、ニューヨークポストが伝えた。
ニュージャージー州内では6月28日現在、443万2769人がワクチン接種を受けている。この中で陽性反応を示した「ブレイクスルー」と呼ばれる症例患者は3474人。有効率は99.92%と算出される。うち84人が入院し、31人が死亡した。マーフィー氏は「数字が如実に物語る。ワクチン未接種者のパンデミックだ」とコメント。「12歳以上の州民はワクチンの対象。接種を受けるように」と促した。
「ワクチン未接種者のパンデミック」を裏付ける数字は他にもある。ニューヨーク市保健局(DOH)は先週、今年初めからの6カ月間でワクチンにより4万4000人が入院を免れたとの分析を発表した。さらに、8300人が死亡せずに済んだとしている。エール大学も先週、ワクチンにより市内で感染を免れたのは25万人との推定値を公表。ワクチン完全接種者の新規感染は全体の1.1%に過ぎないと算定した。ニューヨーク州保健局の報道官、アビゲール・バーカー氏も「ブレイクスルー症例は8718人。ワクチン完全接種者の0.15%に過ぎない」と話している。
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