Published by
共同通信
共同通信
全都道府県をつないだ東京五輪の聖火リレーは23日、東京都庁(新宿区)の都民広場で到着式を実施した。3月25日に福島県をスタートし、12歳から109歳のランナー約1万人が参加。新型コロナウイルス感染拡大の影響でこの日も公道走行を中止したものの、121日かけて全国を巡った。夜に始まる開会式で聖火台に点火され、熱戦を照らす。
到着式は無観客で開催。「トーチキス」方式で聖火をつなぎ、歌舞伎俳優中村勘九郎さん(39)が登場。中村さんは2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」の主人公の一人で、日本人として五輪に初めて出場したマラソン選手金栗四三を演じた。