サマーキャンプでクラスター
児童31人が感染
ニューヨーク州アップステートのサマーキャンプで、7〜11歳の児童31人が新型コロナウイルスに感染した。22日、CNNが報じた。
クラスターが’発生したのは、ニューヨーク市街から車で北へ2時間ほどのコロンビア郡コパケで行われている、宿泊を伴うサマーキャンプ「キャンプ・ポンティアック」。7〜17歳まで子ども550人が参加していた。このうち、参加者の半数を占める7〜11歳の子どもたちの中でコロナが拡散した模様。
最初の陽性反応者が出たのは7月16日。同郡保健局のジャック・マーブ局長は「当初女子の間でコロナが発生し、その後、男子にも飛び火した」と説明している。感染した子どもの多くは「家から遠く、容易に帰れない」などの理由で現在もキャンプにとどまっているという。12歳以上の参加者ではワクチン未接種者は4人のみ。また、ワクチン接種済みの参加者ではコロナの陽性反応は皆無で、ここでもワクチンの有効性が証明された。
米疾病対策センター(CDC)は、ワクチンを接種したキャンプ参加者はマスクを着用しなくてもよいとの方針を打ち出している。しかし、12歳未満はコロナワクチンの対象になっていない。製薬会社は12歳未満に対するワクチンの有効性と安全性を確認中。結果の発表など今後の予定は明らかになっていない。
→ 最新のニュース一覧はこちら←