法定婚姻年齢18歳に引き上げ
クオモ知事が法案に署名
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は22日、法定婚姻年齢を18歳に引き上げる「ナリアズ法案」に署名した。
同法案名は、13歳で結婚を強いられたナリアさんにちなんだもの。法案は、法制化の30日後に発効となり、発効日以降に発行される結婚証明書に適用、また同日までに正式に結婚式を執り行っていない18歳未満の婚姻は無効となる。
ニューヨーク州議会のジュリー・サラザー上院議員によると、未成年で結婚した人の大半が十代の少女で、成人する前に結婚したことにより、破滅的な結果をたどっているケースが多いという。
知事は2017年、保護者の同意や裁判所の許可があっても、18歳未満の子どもの結婚を禁止する児童婚姻禁止法案に署名していた。
→ 最新のニュース一覧はこちら←