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ホームレスの「住居」が増加
NY「1970年代よりも悪化」

「ホームレス問題は、1970年代よりも悪化している」。ニューヨークの街中で、日を追うごとに、ホームレスの「住居」が増えている。新型コロナウイルスの感染拡大以後、ホームレスは増加の一途をたどっており、家賃の優遇措置が期限切れとなる来月末以後、さらに増える可能性がある。amニューヨークが27日、伝えた。
マンハッタンの路上には、空き店舗の壁と工事用の足場に挟まれた小さなスペースに、粗末な住居が作られている。梁に吊された布やソファのクッションを使って、彼らはプライバシーを確保。大きなダンボールのくさびを用いて、開かずの扉で通りとの隔たりを築く。中に入ると、さながら小さな家のような閉塞感のある居住空間がある。レンガの上にはほうきが置かれているほか、枕のカーペットが敷かれ、洗濯かごには衣類が入っている。
NY市はコロナ感染拡大時、ホームレスを一時的にホテルに収容、保護した。最近になって、ホテルからシェルターへの移管する作業を急いでいるものの「多くのホームレスは、シェルターに辿り着くことができず、路上に戻ってしまう」(関係者)という。
amニューヨークは、ニューヨークのホームレス問題で最も重要なポイントとして「歩行者がホームレスを見ても気にならない点」を挙げる。ホームレス支援にあたる関係者は、シェルターを機能させることが大事だと指摘している。
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