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共同通信
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韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が南北間の通信回線復旧で合意したことについて、韓国政府が発表に先立ち日本と米国に外交ルートを通じて説明していたことが29日、分かった。複数の日韓外交筋が明らかにした。日韓関係は元徴用工などの問題で冷え込んでいるが、文政権は対北朝鮮では日米韓3カ国の連携を尊重、歴史問題と切り離す姿勢を示した。
バイデン米政権はトランプ前政権でぎくしゃくした同盟国との連携立て直しを図り、日米韓3カ国の枠組みを重視している。文政権はこうした米側の意向も踏まえたとみられる。