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共同通信
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ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑京都大特別教授が、がん免疫治療薬「オプジーボ」の特許収入約262億円の支払いを製造元の小野薬品工業(大阪市)に求めた訴訟の弁論準備手続きが30日、大阪地裁(谷有恒裁判長)であり、9月2日の口頭弁論で本庶氏の尋問が開かれることが決まった。本庶氏側が明らかにした。
同社の相良暁社長も同日に証人として出廷する予定。特許使用料の配分を巡り、世界的な研究者と経営トップが直接対峙する異例の展開となりそうだ。
訴状によると、小野薬品側は特許使用料のうち40%を本庶氏に配分すると提案したのに、1%しか支払われていないと主張している。
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