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共同通信
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【ニューヨーク共同】米巨大IT5社の2021年4~6月期決算が29日、出そろった。グーグルの持ち株会社アルファベットとマイクロソフトが四半期ベースで最高益となるなど全社が前年同期比で大幅増益となり、純利益の合計は748億9900万ドル(約8兆2千億円)に上った。新型コロナウイルスの影響による社会のデジタル化が引き続き追い風となり、一部で経済が回復しつつあることも後押しした。
ただ、新型コロナで制限された経済活動の再開がどの程度進むのかなど、先行きは不確定な要素が多い。米独禁当局による規制の動きも強まっており、急成長を続けられるかどうかが課題だ。