ウェグマンズ、マンハッタンに初出店
アスタープレースに23年後半オープン
スーパーマーケット・チェーンのウェグマンズがマンハッタン区に出店する。 28日、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
同チェーンはニューヨーク州ロチェスター市が本拠。メリーランドなど他州にも進出し、現在、東海岸に100店舗を展開している。年商は100億ドル。市内ではすでにブルックリン区のネイビーヤードに店舗を構えている。マンハッタン区への出店は今回が初めて。7月11日に閉店したアスタープレースのKマート、8万2000平方フィートのスペースを残りの賃貸契約期間ごと引き継ぎ、30年契約を締結した。開店すれば、イーストビレッジの1ブロックを占める大型店舗となる。町中にあるため駐車場を設ける予定はなく、2023年後半のオープンを目指している。コリーン・ウェグマン最高経営責任者(CEO)は「当初からマンハッタン区に目をつけていた」とコメント。「コロナ禍でオンライン注文が急増し、その多くがマンハッタン区の住民からだったことが背中を押した」と説明している。
ウェグマンズのフードバーやヨーロッパ調のマーケットホール、料理のデモンストレーションは有名。新店舗の開店時には長蛇の列ができるほど。マンハッタン区の店舗では、調理済みの食材が売れ筋になると同社幹部はみているが、「しばらくは試行錯誤を覚悟している」とウェグマン氏は話している。
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