台湾を「国家」扱いで契約解除

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共同通信

 台湾の女性タレントが、東京五輪の台湾人選手を応援する際に「国家代表選手」とインスタグラム上で表記したことに対し、中国のインターネット上で批判が殺到、中国企業から広告契約を解除される事態に発展した。台湾メディアが4日までに伝えた。

 中国で批判を受けているのは徐熙テイさん。ネットで「台湾独立派」などと批判が上がり、これまでに中国企業4社が契約を解除。うち1社は中国の短文投稿サイト、微博(ウェイボ)で「国益は全てに勝る。『一つの中国』の原則を断固として支持する」との声明を発表した。(共同)