虚偽通報の白人女性が「釈明」 昨年5月、セントラルパーク

 

 

虚偽通報の白人女性が「釈明」

昨年5月、セントラルパーク

 

クリスチャン・クーパー氏のFBスクリーンショット(Christian Coope)より

 

 セントラルパークで昨年5月「アフリカ系米国人に脅かされている」と警察に虚偽通報をして逮捕、起訴された白人女性、エーミー・クーパー元被告が最新のポッドキャストで「公園にいた1人の女性として、他の選択肢があったとは思えない」などと、一連の騒動に関する「釈明」を展開している。ニューヨークポストが3日、伝えた。

 クーパー元被告による騒動は、ミネソタ州で黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官に首を圧迫され死亡した事件と同じ時期に発生。事件を受けて、全米のみならず全世界に広がった人種差別に抗議するデモと合わせて、全米で大きく報じられた。

 「脅かされている」などと言いがかりを受けた黒人男性、クリスチャン・クーパーさんは、クーパー元被告が興奮して、取り乱しながら警察に通報する様子をビデオで撮影。ツイッターに投稿すると、閲覧者が3千万人を超えた。

 クーパー元被告を巡っては、勤務先のフランクリン・テンプルトン社が騒動直後、健保資産管理マネージャー職の彼女を停職処分にし、後に解雇した。すると、クーパー元被告は今年5月「解雇は不当だ」などとして、同社をマンハッタン区連邦地裁に訴えた。白人女性であることから人種差別を受けたなどとして訴えた。


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