ワクチン接種を証明するには?化
アプリや接種記録、16日から義務付け
ニューヨーク市のデブラシオ市長は4日、レストランやスポーツクラブ、映画館、劇場など屋内施設の利用者について、16日からコロナワクチン接種証明書の提示を義務付けると発表した。客に加えて、従業員も対象となる。ニューヨークタイムズは5日、接種済みを証明するための手立てを掲載した。
まずは、アプリを使う方法だ。州が運営する「エクセルシオール・パス」と市が始めた「NYCコービッド・セーフ」。後者は、米疾病予防センター(CDC)の証明カードを写真に撮ってアップロードする。いずれも、アプリストアでダウンロードできる。また、CDCの紙製カードも有効だ。紛失したら、市のワクチン登録サイトに連絡すれば記録を再発行してもらえる。
海外で接種した場合は、接種記録を提示する。受けたワクチンが、世界保健機関(WHO)が認める8種類の1つであればよい。外国語で書かれた証明をどう扱うかは決まっていない。12歳未満の子どもはマスクを着用し、ワクチン接種済みの大人が同伴する。
医療的や、宗教的な理由により、ワクチン未接種が認められた場合については未定。クレア社など私企業が運営するパスが有効かも決められていない。2本受けることが求められているワクチンに関しては、1本接種すればよく、9月13日までの猶予期間がある。
→ 最新のニュース一覧はこちら←