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共同通信
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【ワシントン共同】米司法省は9日、2001年の米中枢同時テロから9月11日で20年となるのを前に、機密指定されている同時テロ関連の文書を開示できないかどうか検討する方針を示した。AP通信などが伝えた。遺族らは、政権が機密解除しない限り、バイデン大統領は9月11日の関連式典に出席するべきではないと訴えている。
同時テロを巡っては遺族らが、サウジアラビア政府が関与したとの疑惑などについて真相究明を求める訴訟を起こしている。司法省は、この訴訟を巡って連邦裁判所に提出した文書で開示の是非を検討する方針を明らかにしており、遺族らの動きに配慮したとみられる。