北関東道4人死傷で男逮捕

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共同通信

 群馬県伊勢崎市の北関東自動車道で昨年12月、乗用車がガードレールに衝突、4人が死傷した事故で、群馬県警は10日、4人の乗用車に接近してガードレールに衝突させ、そのまま逃げたとして自動車運転処罰法違反(過失致死傷)と道交法違反(救護義務違反)の疑いで、栃木県真岡市西郷、会社役員増山邦夫容疑者(54)を逮捕した。

 当初は単独事故とみられていたが、同乗者が「右側を走る車に幅寄せされた」と話し、遺族らが群馬県警に事故の原因究明を求める上申書を提出。県警が防犯カメラの映像や同乗者の証言を集めるなどして捜査を進め、増山容疑者が浮上した。