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共同通信
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【ロサンゼルス共同】新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、米カリフォルニア州当局は11日、州として初めて、小中高校の教職員にワクチン接種か週1回の検査を義務付けると発表した。デルタ株の拡大を背景に、ワクチン接種対象となっていない12歳未満を含む子どもにも感染が広がっており、秋の新学期に合わせ対策を強化する。
米小児科学会によると、全米の子どもの新規感染確認者数は6月後半以降増加に転じ、今月5日までの1週間は9万3824人と6月24日までの週から11倍超に達した。
同州の累計感染者数はニューヨーク・タイムズ紙によると約415万人に上り、州別では全米最多。